駆除・予防に使用する薬剤の影響と安全性

シロアリ駆除剤の安全性について

現在、日本で使用されているシロアリ駆除剤の多くは有機系の薬剤です。
これらのシロアリ駆除剤は、適正な濃度や定められた使用法を守れば、すぐに人体に大きな被害が現れることはありません。
しかし、有機系シロアリ駆除剤は、毒物であることには変わりません。

ただし、床断熱工法・床下蓄熱工法によって建築された住宅は注意が必要です。
これらの工法は、どちらの工法も機密性・断熱性を高めるために床下スペースが室内とつながっています。
そのため、床下に施工されたシロアリ駆除剤が揮発し、居住空間に薬剤が直接侵入し、人体に悪影響があるといわれています。
特に高気密な住宅ほど影響が大きくなる傾向があります。

そこで埼玉県でシロアリ駆除・予防を行っている「ミドリヤ」では、安全性が高く人体に影響の少ない「ホウ酸塩系シロアリ駆除剤」を利用しています。

「ホウ酸塩系シロアリ駆除剤」と「有機系シロアリ駆除剤」の違い

  ホウ酸塩系 有機系
分類 天然の鉱物(無機物) 有機合成物質
安定性 高温でも長期間安定 室温で蒸発・分解
持続期間 効果は30年以上 効果は5年
5年毎に再施工が前提
急性毒性 不揮発性で居住空間に散布しても安全 居住空間での使用は厳禁
慢性毒性 無害 胎児、幼児に対する健康被害

安全性を踏まえて当社にて使用する薬剤

当社では安全性を優先して、木部処理ではホウ酸塩を主原料とするシロアリ防蟻・防腐剤「ティンボアPCO」、基礎外周土壌処理ではクロチアニジンを主原料とする防蟻薬剤「ガントナーMC」を採用。
人体やペットに対して安全性の高い薬剤を使っています。

シロアリ防除薬剤 ホウ酸塩「ティンボアPCO」

「ティンボアPCO」は、日本木材保存協会認定の表面処理木材保存剤で、米国環境保護局(EPA)の認可も受けた防蟻・防腐剤です。
主成分となるホウ酸塩とは、ホウ素を含む鉱物の総称で、砂漠地帯で採掘される天然の鉱物。
人間や動物、植物の成長に必要な存在でもあり、成人で1日5~15mgのホウ酸塩が必要とされています。
そのことから安全だということがわかります。

ホウ酸塩の高い安全性と防蟻・防腐効果について

防蟻薬剤「ガントナーMC」

ガントナーMCは、強い殺虫効果を持った防蟻薬剤です。
主成分はネオニコチノイド系クロチアニジンで、クロチアニジンをマイクロカプセルでコーティングすることで、さまざまな効果を発揮。
その特徴をご説明します。

人間やペットに無害で体にやさしい

人間やペットに無害で体にやさしい

クロチアニジンはシロアリの神経伝達部分に作用して、神経をマヒさせることで殺します。
しかし、人間やペットなどの脊椎動物は、シロアリとは神経伝達部分が異なるため無害です。
ラットを使った実験では、急性経口毒性は5,000以上というデータもあり、食塩よりも毒性が低いとされています。

※急性経口毒性(LD50)とは、口から1回で投与した場合、用途した試験前の半数を死にいたらしめる量を意味し、体重1kgあたりの薬量であらわします。
数字が大きいほど安全性が高く、通常2,000以上は毒性が低いとされます。

マイクロカプセル化により安全性がアップ

マイクロカプセル化により安全性がアップ

マイクロカプセル化によって薬剤が露出していないため、空気中に飛散するリスクを低減。
もともと安全性の高い薬剤ですが、さらに安全性を高めているのがガントナーMCの特徴です。
万が一、直接触れても人体への影響はほとんどないので安心です。

環境への負担を軽減

環境への負担を軽減

通常の薬剤は、雨や地下水に流れ出して周辺の環境に影響を与えてしまいます。
しかし、マイクロカプセル化により流出しにくく、土などに吸収されにくいので土壌を汚染してしまう心配もありません。

強い殺蟻効力

強い殺蟻効力

主成分はネオニコチノイド系クロチアニジンで、シロアリの神経伝達部分に作用し、神経をマヒさせて駆除します。
虫が嫌がる成分を含まないため、シロアリに気づかれることなく駆除作業を行える点もガントナーMCの特徴です。

高い持続力と効力の広がり

高い持続力と効力の広がり

主成分であるクロチアニジンをマイクロカプセルでコーティングすることで持続力が高まりました。
薬剤がシロアリに薬剤が付着することで効果を発揮し、シロアリのグルーミング(シロアリどうしが体をなめあう行動)によって他のシロアリにも付着し、殺蟻効果が拡散していきます。

シロアリ駆除・予防のサービス概要

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